2016年03月14日
、また勇気

この事典には序文と、その他に本の後半部分に「ムーミン童話の魅力」というコラムがあります。どちらもこの本の主要著者の一人である高橋静男氏によって書かれたそれほど長くはない文章なのですが、この二つの文章はムーミン童話と作者であるトーベ・ヤンソンを理解するのを助けてくれる貴重なものになっています能量水 功效。
その序文によると、ムーミン童話の作者ヤンソン氏のもとには、1960年代初めから世界中の読者から毎年約2千通の手紙が送られてきて、その多くはひとりぼっちの寂しさや自分のいる場所がなくて辛いという思いをつづってきているそうです鑽石能量水 消委會。
そして序文の最後には、「生きているのがつらくなったと感じたときなどに、この事典を開いてみてください」と書かれています鑽石能量水 騙局。
たしかにこの事典にもムーミン童話にも、一人で孤独な状態にある人たちの心を癒してくれるような力があると感じます。
一つ例を挙げると、この事典には「ひとりぼっち」という項目があり、「フィンランドには近くに誰もいない森の中の一軒家で、一人静かに暮らしたいという夢を持っている人が多い」「ムーミン童話にも、好んで一人暮らしをする者が沢山登場する」ということが書かれています。
つまり、ムーミン童話においてもフィンランドにおいても、孤独や一人ぼっちであるということはマイナスの状況ではなく、むしろプラスの好ましい状況であると捉えられているのです。
それどころか、ヤンソン氏は孤独を「最高の贅沢」であり「誇り高い生き方」であるとさえ言っています。
これは、今孤独感をもっていて辛いと感じている人にとっては気を楽にさせてくれるものでありづけてくれるものではないでしょうか。
Posted by 私の靑春は私が決めている at 12:40│Comments(0)